2013年8月22日木曜日

「移民」に行って思ったこと

8月20日から開催されている「移民」行って来ました。

会場になっているキューティパイ倶楽部にいってみると

僕の好きな感じのアンティークなオブジェが

聞いてみると、うちの店もお世話になっている児島のウームさんでした。



建物の雰囲気と移民を連想させるオブジェで凄く雰囲気出ていました


このイベントの少し前に今回の企画をされた中川正子さんがカットに来られたので


そのときに色々ご案内をして頂いたので是非行ってみようと思い


空いた時間を見計らって急いでいきました。




今回のテーマ「移民」

3.11以降に岡山に移り住んだ人たちにスポットを当てたこのイベント

自分の周りやお客様にもいらっしゃいますけど

あえて3.11や原発についての話はしてきませんでした




「移民」と言われるまでは僕の中で避難されてきた方たちというイメージを持っていて


避難という言葉のネガティブな印象から


凄く苦労されて岡山に来られたんだろうとか、移り住んでからも大変だろうとか思っていました。


(もちろん普段話すときはみなさん明るく楽しいお話をされますが)





そんな先入観をもって見たスライドショー、


本当に透き通った綺麗な笑顔が沢山ありました。


移り住んでからそこに根付くのって大変だと思うんですが


しっかりとした新しい芽が出ていて


白くて新鮮な根が張ってきているのが感じられるようなスライドでした。



スライド後半に出てきたんですが吉備中央に移住された方が出ていて


そこは僕の故郷です。


でも、普段見てるのとは少し景色が違っていて


ただ、山があって、川があって、畑がある、それが貴重なんだと思わされました。



本当なら移住しなくても良かったはずの移住。


もう二度と起きて欲しくないけど


移住して安心して暮らせる場所を維持する努力も


地元の人間としては大切な役割だなと考えました。